エレキギターを購入してまずは何を練習したらいいのかというのは、人によって様々な見解があります。
曲をどんどん覚えた方がいいという人もいれば、基本を身に付けてから曲を覚えた方がいいという人様々です。
そこで筆者がお勧めするのは、教則本やギター教室などでまずは基本を覚えてから曲に挑戦していくことをお勧めします。
「基本を覚えるのは面倒。早く曲を弾きたい」と誰もが思うことでしょう。しかし、ギターは左手で弦を抑えながら右手で弾く(右利きの場合。左利きは逆)という特性上、まずは音を出すのに苦戦してしまうのです。
いきなり曲を練習したとしても、楽譜に書いてある意味が良くわからない。抑え方がわかっても音が出ない。その音や演奏が本当に正しいのか。そんな疑問を抱えながらギターを弾き続けることになってしまいます。
筆者が見てきたギタリストでも、最初から曲を覚えたはいいものの、技術が上がらず間違った演奏方法や変な癖がついてしまって決まった曲(似ている曲)しか弾けないという人を沢山見てきました。
基本を練習するのは面倒ですが、それをすることで好きな曲、弾いてみたい曲を沢山弾けるようになるのは間違いないです。
エレキギターを始めて続けられる人と挫折してしまう人は、約1か月程度で分かれるとよく言われます(毎日1~2時間ほど練習したと仮定)。それは、1か月たったころに簡単な曲なら弾けるようになっているか、1曲ごと苦戦しながら弾いているのかの違いです。
基本を練習した場合、練習量にもよりますが基本的な技術が身についているので、1か月たつ頃には簡単な曲が弾けるようになっています。
そうするとギターがどんどん楽しくなって上達が早くなり、ギターは一生ものになります。
ギターの本当の楽しみを得るためにも、まずは基本を固めましょう。
ちなみに筆者がお勧めするのは、最初は弾き語り(アコースティックギター用)の教則本で練習することです。
なぜエレキギターなのにアコーステックギター用の弾き語りを練習するのか?その疑問は下記の記事よ読んでいただければわかると思います。
最初は弾き語りから始めるのがお勧め
弾き語りをご存じの方は多いと思いますが、わかりやすく言えばギターで伴奏しながら歌うことです。
エレキギターならバンドのエレキギターパートを練習すればいいのに、なぜ弾き語りを練習するのか。その理由は音楽の構成です。
現在アーティストが作っている曲の伴奏は全てコード進行で成り立っています。
コードというのは、「ド・ミ・ソ」「レ・ファ・ラ」など決まった音を出すことです。例えば”C”コードであれば「ド・ミ・ソ」の音を出しています。“Dm”なら「レ・ファ・ミ」、“F”なら「ファ・ラ・ド」の音です(下図参照)。

これを繋ぎ合わせて C Dm F Em とコードを変えていくことで、曲の流れを決めています。これがコード進行です。
弾き語りはこのコード進行をコピーするので、実質どの曲でもコピーすることが可能です。
アコースティックギター(弾き語り)を練習すれば沢山の曲の伴奏をできるようになり、ギターを弾くのがどんどん楽しくなってきます。
自分が好きな曲を沢山演奏できれば楽しいですし、この”楽しい”という気持ちがギターを長く続けるための原動力です。
そしてギター演奏を楽しめるようになったら、エレキギター用の練習を改めてしてみましょう。この段階になればすでにアコースティックギターで弾く基本をつかめてきているので、あらゆる技術を短期間でマスターできるようになります。
最初からエレキギターの練習をすることも1つの手ではあります。しかしメインの伴奏があって成り立つエレキギターのフレーズを理屈を分からず練習した場合、一体何の練習をしているのかわからなくなってしまうことも少なくありません。
もしエレキギターの練習から始めてつまづいた時は、アコースティックギターの練習をしてみましょう。つまづきは解消されるはずです。


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